任意整理と特定調停どっちを選べばいいの?あなたにあった債務整理を見つけよう!
債務整理の中で任意整理と特定調停はとてもよく似ている手段です。
似ているけれども実は大きな違いもあるんです。
借金問題をどうにかしたい!だけど、、
自分にはどの方法が合っているのかがわからない・・・
迷っているあなたは必見!
任意整理と特定調停の二つを比較してみましょう!
メリット・デメリットを見比べることで最善の道が見えてきます。
これを読めばあなたに合った債務整理が必ず見つかるはず!
共通点が多い任意整理と特定調停!
任意整理と特定調停に共通するのは、債権者と交渉して借金の減額をし返済可能な状態へ導くことです。
減額幅もほぼ同じです。
また全債権者を対象とする自己破産とは違い、この2つは家や車のローンを除外して一部の債権者に絞ることもできます。
債務整理する対象が自分で選べるので、保証人が付いている借金は除外することができますね。
ここまでは共通する点を紹介しましたが、細かい違いを見ていきましょう!
任意整理と特定調停の違う点とは!?
任意整理と特定調停の2つで1番わかりやすい違いは裁判所を通すかどうかです。
任意整理の場合、裁判所を通さず弁護士や司法書士に間に入ってもらい債権者と返済金額などを交渉しますので手続きは簡単です。
特定調停の場合は裁判所を通すことで調停委員を選定してくれ、債権者との交渉を行います。
裁判所に提出する書類は全て債務者自らが作成しないといけないため手間がかかります。
出廷もしなければいけない点も考えると負担は大きいですよね。
そしてもうひとつは費用。
特定調停の場合、個人で裁判所に申し立て行うためかかる費用は数千円程度で済ませられますが、任意整理では弁護士などの専門家に依頼するため対象とする債権者ごとに着手金がかかります。
特定調停は依頼費用を出すことが難しい債務者に向いている制度といえますね!
また過払い金に関して言うと、過払い金まで請求できるのは任意整理です。
特定調停の場合、過払い金請求は別に申し立てを行わなければならないため手間がかかります。
過払い金が多い場合にはご注意を!
任意整理にはない特定調停の大きなメリット!
ここまで二つの違いをお話してきましたが、特定調停には大きなメリットとともいえる特徴があります。
それが「強制執行停止制度」です。
強制執行停止制度とは債権者が債務者の給料の差し押さえをしたり不動産を競売かけるなどの強制執行を停止させる制度です。
せっかく債務整理をして生活をやり直したいのに強制執行が行われると返済計画も立てれませんよね。
そのためにこの制度が設けられているのです。
もちろん任意整理は強制執行の停止を求めることは出来ますが法的な効力はありません。
専門家に相談して最善の方法を!
違いはわかったけど、じゃあ任意整理と特定調停どっちを選べばいいの?と迷ってしまったあなた!
自分自身で判断するより弁護士や司法書士などの専門家に相談することをおすすめします。
あなたに合った一番の方法を見つけてくれますよ!
借金問題を他人に相談することはかなりの勇気が必要ですが、専門的な知識を必要とする債務整理において専門家の力を借りることでスムーズな手続きに繋がりますよ!
まとめ
任意整理と特定調停を比較してきました!
一見似ている債務整理の方法ですがそれぞれにメリット・デメリットがありました。
専門家に相談し、最善の方法を選択しましょう!
今のあなたを一番に苦しめている借金の問題。
解決できないと一人で悩む毎日にさよならしませんか?肉体的にも精神的にも楽になる日も近いですよ!