30代の自己破産体験談:家族のため2度の自己破産を経て今では幸せに暮らしています!
自己破産時の個人情報
ペンネーム:なかちゃんさん
年齢:1回目25歳・2回目34歳
性別:男性
家族構成:既婚・子供あり
住所:沖縄県
職業:1回目派遣アルバイト・米軍基地内レストラン接客、2回目建設業手伝い・一般作業員
年収:1回目180万円、2回目240万円
自己破産情報
借入先・種類:消費者金融(サラ金)
債権額:1回目400万円、2回目300万円
利用したサイトや法律事務所:1回目自己手続き、2回目大手法律事務所
借金することになったきっかけ
初めての借金は20歳になってすぐでした。
借金の理由は就職を機に、通勤用の車両の購入費でした。
しばらくはきちんと支払いを履行していましたが、会社側の都合による離職、転職を繰り返しまた。
その頃所有車両が使用不能になり、それに伴う新たな車両の購入費、当時同棲していた彼女との生活費や遊行費など、簡単に借入が出来る手軽さから、あちらこちらの消費者金融、クレジットカード会社と契約・借入を繰り返しました。
そうする内に月々の返済が収入状況や生活水準を大幅に超えるようになり、借金を返済する為に借金をするようになり、よく言われる「自転車操業」状態に陥りました。
どんどん膨らむ利息、返してもまた次の返済の為に借入し減らない元本。
その繰り返しで一時は「死」をも考え実際に未遂を起こしてしまうまでになりました。
自己破産しようと思った一番のきっかけ
1回目の自己破産を決めた理由は、当時4年近く同棲し、結婚まで見据えていた彼女との別れからでした。
借金の理由の大きな部分で、彼女との生活費や遊行費でしたが、ほとんどの借入は私の名前で契約をしていた為、別れた事で多額の借金だけが残る形になりました。
数ヶ月程度はなんとか返済をしていましたが、それすら厳しくなり生活苦や将来への不安から自殺未遂まで起こしてしまい、その後何とか立ち直り「このままではいけない」とネットであれこれと調べ自分で書類を準備し自己破産を行いました。
それにより利息は無くなりましたが、減額はほとんど無くまた、調停委員の方の言われるままの金額で調停した為に返済額もギリギリでした。
それでも借金の半分位を返済し、その後転職を繰り返し収入が不安定になった頃から返済をしなくなり、それから9年を経て結婚・父親になった事から2回目の自己破産を決意し弁護士の方の力をお借りして自己破産となりました。
法律事務所での相談から自己破産手続き完了まで
2回目の自己破産の際に初めて、大手法律事務所を利用しました。
その前に別の大手法律事務所に相談していたのですが、対応や金額面での不安があり、再度ネットで弁護士事務所を探した結果、大手の評判がとても良く無料相談を申し込みました。
初めての相談の際、緊張している私に法律の専門家らしく、いろいろな対応策を提示して頂き、その中から自己破産を選択する事になりました。
しかし、自己破産と言う言葉のイメージは決して良いものでは無く、家族の迷惑や仕事への影響、数々の制限など不安な要素で一杯でしたが、大手の事務方の方々のとても分かりやすい説明でその不安も取り除かれました。
契約をしてから一番大変だったのは各種書類の収集でした。
しかしその点も、親切に時には厳しい言葉で導いてくださり、約1年間の手続きや申し立て期間を経て、自己破産が認められました。
自己破産して良かったこと、不便に思ったこと
自己破産を振り返り、やはり一番に感じる事は「後悔」です。
自己管理をしっかり出来ていれば、もしかすると今頃マイホーム等も建てていたのかも知れない、など考えてしまいます。
しかしその「後悔」を「希望」に変えてくれる存在。
大切な「家族」を幸せにするための再スタートと考えれば、やはり自己破産を決断して良かったな、と思います。
自己破産期間中は夫婦の溝もやはりありました。
私の借金の理由が前の彼女にも一因がある。
溝が出来ないハズもありません。
それでも支えてくれた妻への感謝の気持ちは自己破産の経験と共に一生大切にしていきたいと思います。
自己破産経験を振り返って思うこと
自己破産を振り返り、やはり一番に感じる事は「後悔」です。
自己管理をしっかり出来ていれば、もしかすると今頃マイホーム等も建てていたのかも知れない、など考えてしまいます。
しかしその「後悔」を「希望」に変えてくれる存在。
大切な「家族」を幸せにするための再スタートと考えれば、やはり自己破産を決断して良かったな、と思います。
自己破産期間中は夫婦の溝もやはりありました。
私の借金の理由が前の彼女にも一因がある。
溝が出来ないハズもありません。
それでも支えてくれた妻への感謝の気持ちは自己破産の経験と共に一生大切にしていきたいと思います。
これから自己破産をする人へのアドバイス
自己破産を考えている、不安から躊躇している方がいれば、一度借金の事を抜きにして「将来」を考えてみてください。
あなたの側にいる大切な誰か。
その大切な存在の為に自分は何をすべきか。
そうする事で一歩踏み出す事が出来ます。
その一歩をさらに強く押し出してくれるのはやはり、弁護士や司法書士などの専門家に依頼するのが、一番の道だと思います。
実際経験してみて、専門家がついていても、難しい書類収集などの作業がありました。
これを個人で申し立てるとなると、かなりの時間と労力がかかると思います。
精神的、体力的に考えてもやはり、法律事務所に相談するのが一番、と言うのが私からのアドバイスです。
サイト管理者からのメッセージ
若気の至りから自分の身の丈以上のお金を借り、みるみるうちに大きな負債となってしまいましたね。
最終的に結婚・子供の誕生が大きなきっかけとなり自己破産を決断しました。
自分が守りたい大切な人のために再スタートしようと思えたことが大きな一歩です。
自分だけでなく家族の人生も関わってくることを肝に銘じて、現在借金で悩んでいる人は早めに専門家へ相談しましょう!