弁護士ってどうやって探してる?探し方のポイントをご紹介
自己破産をはじめとする債務整理を進める場合をはじめ、日常暮らしていく中で、弁護士に依頼しなくてはいけないことは多々出てきますよね?
とはいえ、人生の中で、これまでに大した法律トラブルもなかった人は、弁護士にも無縁であり、当然、債務整理などに直面した場合の弁護士の探し方のポイントなどはわからない人がほとんどでしょう。
いったいどういう基準で、何に基づいて弁護士の探し方のポイントを見出していけば良いのでしょうか?
自己破産をはじめとする債務整理以外でも、弁護士に依頼して、日常生活の法律トラブルを片付けたいケースはあります。
まず、身近なものでは離婚問題における弁護士の必要性や、遺産相続問題絡みの弁護士の必要性などが挙げられるでしょう。
こういった分野の違う案件が色々あるわけですが、それらに合った弁護士の探し方のポイントや、自分に合った弁護士の探し方のポイントとはいかなるものなのでしょうか?
ここでは以下に、そのような自分に合致するような弁護士の探し方はどのような方法なのかを探り、またそのポイントとはどのようなものなのか?を少し掘り下げて考察していきたいと思います。
いろいろある弁護士の探し方のメリットとデメリット
自己破産などの債務整理の依頼などに限らず、遺産相続であったり、離婚に際してであったり、法律問題を弁護士に依頼することは日常においてそれほど珍しいことではありません。
ここでは、以下に、主な弁護士の探し方を具体的に挙げてそのポイントを考察していきたいと思います。
一口に、弁護士の探し方といっても色々な方法があるようです。
1.知人や親戚などからの紹介
まずはじめに、最も多い弁護士の探し方の例としては、この知人や親戚などから弁護士を紹介してもらう方法です。
この探し方のポイントであり、最大のメリットは、信頼できる友人や知人や親戚からの紹介なので、初対面の弁護士であっても、一定の安心感があるという点です。
そのため、弁護士とは始めから無用な警戒心や猜疑心を極力持たずに対峙できて、フランクに話し合いができるのもメリットです。
デメリットは、友人知人や親せきからの紹介であるということが仇になるケースです。
つまり、運悪くこの探し方で紹介された弁護士が、その専門分野が弱い、例えば、自己破産を依頼したいのに、自己破産に弱かったり、依頼者と相性がどうしても悪いケースなどです。
断りたくても、友人知人や親戚の顔を潰すことになりかねないので、なかなか厄介になります。
ですから、気を遣ってなかなか断れないような人の良い性格の人には、この弁護士の探し方は合っていません。
2.弁護士会や市町村役場などに問い合わせ
次の弁護士の探し方としては、弁護士会や役所に連絡して、その紹介を受ける探し方です。
この探し方のポイントとしては、紹介者が明白で大きな存在であるということです。
そのため、この探し方のポイントであり同時にメリットでもあることは、紹介された弁護士がどうも合わないなという場合には、弁護士本人ではなく紹介先である弁護士会や役所に連絡を入れて断れば済む、という点です。
この探し方のデメリットは、これらの弁護士会や役所などから弁護士の紹介を受けるために、出向かなくてはならない点です。
この際、窓口での対応時間なども決まっていて融通が効かないので、仕事をしながらの人には非常に使えなく、探しずらくなるのが、デメリットポイントです。
3.法テラスに問い合わせる
次の弁護士の探し方の代表的なものに、法テラスに問い合わせる、というものがあります。
法テラスというのは、正式名称を「日本司法支援センター」といい、法務省管轄の国の機関です。
その趣旨は、一定所得を下回る低所得者層や経済的に困窮した貧困層でも、法律的サービスが受けられるようする、といった法律的救済機関といっても良いところです。
この法テラスは、特に借金問題を抱えてお金のない多重債務者が自己破産を弁護士に依頼する場合に有効です。
まずこの探し方のポイントとしては、3回まで無料診断が受けられるという点です。
これは、経済的に困窮している多重債務者には大きなメリットです。
デメリットとしては、法テラスの相談センターで無料診断を受けて、弁護士を紹介された場合に、法テラスのにいるスタッフ弁護士か、法テラスが紹介する登録弁護士になり自分で選べないというデメリットポイントです。
ですが、法テラスと法律扶助制度の契約をしている弁護士であれば、好きな法律事務所の弁護士を選ぶことができるのでポイント高いです。
4.インターネットで探す
そして、次に多い弁護士の探し方としては、やはりネットを利用して、法律事務所のサイトなどを閲覧し、自分に合った弁護士を探すやり方です。
この探し方のポイントであり最大のメリットは、何といっても自分の好きな空いた時間に、自分の好みや条件に合った弁護士を見つけられる、という点です。
また、変なしがらみがないので、自分とソリが合わない弁護士はただちに解任できるところも大きなメリットだと言えます。
デメリットは、ネットの公式サイトだけではじめ取捨選択しなければならないので、嘘を書いている事務所であったり、誇張の宣伝をしているサイトの弁護士には騙されるリスクが高い!という点です。
しかし、自由度という点では、この探し方は非常にポイント高いでしょう。
弁護士は途中で変えてもよい
弁護士の探し方のポイントをずっと探ってきていますが、結局のところ、弁護士も人間ということです。
弁護士がどうしても合わない、信用できないというのであれば、途中でチェンジすることも可能なのです。
特に、自己破産で弁護士に依頼した場合には、提出書類作成の必要上から、金銭事情をはじめかなりえぐったプライベートなことまで弁護士に話さなくてはなりません。
これで、信用できない弁護士、人間的にどうしても合わない弁護士だと非常に抵抗がでてきますし、その後の展開にも良くないので、合わない、信用できないと判断すれば、すぐにチェンジするのがポイントです。
まとめ
自己破産などの債務整理はもちろん、日常で起こる法律的処理が必要な問題の際には、必ず弁護士との付き合いが不可欠となります。
こういう場合には、できるだけ正しい無駄のない探し方で、弁護士を探すのがポイントです。
弁護士とはいっても、やはり人間です。
人間対人間の付き合いなので、まずは何といっても信用できる、信頼できる弁護士を探す、というポイントが第一義となると思います。
しっかりした基準を持った探し方で、自分に合った弁護士を見つけましょう。
良い弁護士を味方に付けるか?否か?でその法律的案件に関しても、結果も雲泥の差となって跳ね返ってくるので、弁護士選びはことのほか重要です。