40代の自己破産体験談:不安な日々をリセットするため自己破産を決断!
自己破産時の個人情報
ペンネーム:アランさん
年齢:43歳
性別:男性
家族構成:独身・パートナーと同棲
住所:群馬県
職業:派遣会社・製造
年収:200万円
借金することになったきっかけ
派遣会社から自動車の部品工場に勤めていたのですが、リーマンショックにより自動車産業が落ち込み、いわゆる派遣切りされてしまいました。
その後も受け入れてもらえる会社がなかなか見つからず、継続して働くことが難しくなりました。
なんとか日替わりで短期のバイトをしていたのですが、毎日仕事があるわけでもなく、あったとしても時給は900円前後、交通費も自腹で行くという内容で生活がかなり苦しくなりました。
そういう中で家賃の支払いも遅れていき、生活を繋ぐつもりで借りだしたのですが、今度は少ない収入からその借り入れの返済もすることになって、あっという間に数箇所から借りて金額も大きくなっていきました。
その返済するお金を返すために借りるという悪循環にすっぽりと落ち込んでしまいました。
自己破産しようと思った一番のきっかけ
その後、仕事も継続的に入るようになり、返済に追われながらなんとか暮らしていましたが、東日本大震災が起こり、輪番停電で勤め先が休日になったり、減産したりでまたも収入が減ってしまうことになりました。
今日は休みで明日は午後から仕事。
時給計算ですので少ない金額がさらに少なくなりました。
それに加えて停電により部屋は懐中電灯の明かり、まだ冷え込む時期だったのでだんだん気力もなくなっていきました。
その時に一緒に暮らしていたパートナーがその生活に耐え切れなくなり、今の生活を精算して埼玉の実家に戻りたいと相談を受けました。
このまま生活を続けても共倒れになってしまうだけなので、お別れする決意をしたと同時に、この先も返済に追われて生きるよりは、自己破産や自己破産も考えて相談しに行こうと話し合いをして、電話することになりました。
法律事務所での相談から自己破産手続き完了まで
初めてのことですから事務所に行った時はものすごく緊張しました。
何をどう伝えればいいのかわかりませんでしたが、アンケート形式で分かりやすく、担当の方も親切で心配せずに任せてくださいという感じで接してもらえたので、今までの不安が一気に爆発して涙が流れてしまったほどでした。
借り入れ先と金額を伝えると、この先督促も電話もなく、全ての窓口になってもらえるということでしたので、精神的に相当楽になりました。
こちらの毎月返済できる金額と、借入先への返済額を調整してもらい、これまでのように無理な返済を続けることもなく、一括でその弁護士事務所へ入金することで、毎週のように返済期日に追われることもなくなり、生活環境はガラっと変わりました。
自己破産して良かったこと、不便に思ったこと
自己破産によって返済期日が一括されたことにより、精神的に楽になってそれまでは考えられなかったこと、できなかったことにも時間が取れるようになり、生活が良い方向に向いたという自覚が持てるようになりました。
そのことでネガティブ思考からも解放されて、転職をしてもっと頑張ろうという意欲も湧いてくるようになり、正規雇用で働けるようになるなど、きっと気づかないうちに自信がついていたのかなと今はそう思っています。
自己破産経験を振り返って思うこと
もし自己破産をしていなかったら今頃どこで何をしているだろうと考えるだけでゾッとします。
自己破産という言葉は知っていても、特に知識があるわけでもなく、どうすればいいのかもわからない状況で、あのまま踏み出せずにいたらどうなっていたでしょうか。
自己破産をしたことは本当に良かったと思います。
人生をリセットとまでは言えないでしょうけど、その後の人生を改めて送れるようになったことが何よりも貴重に思えています。
これから自己破産をする人へのアドバイス
迷っていたり、悩んでいたりしても何も解決しないです。
いろんな知識を借りることで、今の生活が改善出来るのだと思います。
私も同じように電話するまでいろいろ考えました。
恥ずかしいことなのだとも思いましたが、一歩踏み出すだけです。
あとはプロの方にお任せするだけです、お金の心配事は生活も、心も貧しくなってしまいます。
そうなって身動き出来なくなってしまう前に、自己破産が頭にあるなら思い切って踏み出しましょう。
やってよかったと思える時が必ず来ることでしょう。
サイト管理者からのメッセージ
社会情勢によって仕事がなくなり生活が苦しくなってしまいました。予測不能な事態に不安な日々を送っていましたね。
お金の心配ばかりしていると心にも余裕がなくなってまさに悪循環。自己破産で少しずつ物事が良い方向に向かっていきます。
まずは無料で専門家に相談してみませんか?